ケルン・ボンでの近年の犯罪状況

 近年、窃盗犯罪と薬物関連事犯の増加が深刻な問題となっています。

 最近の日本人の被害状況を見ると、ボンの近郊都市ケルンでのメッセ(見本市)開催時に
多数の日本人が置き引きやスリ等の窃盗の被害に遭っています。
メッセ会場、ケルン市内のホテル及びケルン中央駅、特にドーム周辺における被害が多発しています。
貴重品から目を離した一瞬の隙が狙われています。
メッセ開催時にはプロの窃盗集団が集まってくるものと考えられます。

デュッセルドルフでの近年の犯罪状況

 日本人が巻き込まれた犯罪は、貴重品の入ったバッグや財布を、足下やテーブルの上に
置いた一瞬の隙にスリ、置き引き等にあう被害が大半です。
発生場所は、特にデュッセルドルフ中央駅が多く、他に空港
市内レストラン、ホテル等不特定多数の人が出入りしている場所です。
また、買い物中の被害が多発しています

ケルン近辺でよく聞く盗難の手口

○女の子二人組みのスリ
「電話をしたいので両替して欲しい」などとお札を見せながら話しかけ
お財布を出して両替してあげようとした時に、財布を覗き込み札を抜き取ったり、お財布ごと盗み逃走
かなり逃げ足が早く追いついたり取り返すのは難しいようです。
ティーンネイジャーなので、捕まっても注意程度で済むようで常習犯みたいです。


○すれ違い時に盗むスリ
人通りの多い階段、エスカレーターなどですれ違う時に
バッグなどに手を入れて財布、パスポートなどを盗むスリがケルン市内で多く出回ってるようです。
他にも乗り物の乗り降りの時、混んでる場所は注意が必要です。

○ホームレスのスリ
DOM(大聖堂)近辺などに多く居るホームレスっぽい人達
子供や老人、体の不自由な人(またはフリ)の人も多く、観光客などで
小銭をあげる人もいますが、その時に周りに仲間が居て財布の場所を確認しておき
ぶつかったり、近づいて事前に確認してた場所から財布を抜き取ります。
またドイツでは失業者や外国人にも国からの補助金が出ていますし、そういう人たちの入る施設もあります。
多くのホームレスはホームレスのフリをしてるだけで、日中は物乞いをし
夜になると家族や仲間がベンツなどの高級車で彼らをピックアップする話しもよく聞きます。
ドキュメンタリー番組などでも実はお金持ちだけど、物乞いをしてる人などのことも放送しています。
また一見パンクスのような若者はアルコール中毒患者やドラック中毒患者も多いので
お金をあげてもアルコールや麻薬に消えてしまうのでお金はあげないようにしましょう。

「タバコをくれ」と言って来る人もいますが、関わらない方が良いのであげないようにしましょう。


○親切なフリのスリ&置き引き
ヨーロッパ各地にいるようですが、アイスクリーム、ケチャップなどをつけておいて
「汚れていますよ」などと言いながらふき取ってくれたり、注意をそらしておいて
スリ、置き引きをする人達がいます。
他人に衣服などを触られそうなときや親切過ぎる人には注意しましょう。

 
○列車内での置き引き

 仮眠中或いは停車中の駅で外から窓をたたかれて注意をそらした隙等に
座席や網棚に置いていたバッグ等を置き引きされる被害が断続的に発生
 ケルン駅でも発生して、日本人観光客が被害にあっています。

欧州における寸借詐欺事件の発生(2004/05/28)
最近、ヨーロッパ各地の主要都市(主にドイツ、英国)で、日本人男性による寸借詐欺事件が頻繁に発生し
多数の日本人が被害に遭っています。
事件の手口、及び犯人像は次の通りですので、現地に渡航・滞在される方は
被害に遭わないようご注意下さい。

1.主な手口
  「現金、クレジットカード等を紛失あるいは盗難に遭い困っているので助けてほしい」または
「共同でレストランを出店しませんか」等の巧みな言葉で接触し
本人所持の旅券を示しながら借用書等を提示して安心感を与えつつ、現金等をだまし取るものです。

2.犯人像
  被害者の情報によりますと、犯人は45歳位の小太りな男性で、身長170p
 位、両目の下にほくろがあり、一見して人の良さそうな印象を与えるとのことです。

 現在までのところ、被害発生場所はドイツ、英国等の主要都市に限られていますが
今後他の欧州各国で発生することも十分考えられます。
上記犯人像のような男性が接触してきた場合には、安易に現金等を貸し付けないよう十分注意して下さい。




2004年6月10日 ケルン市内における爆発事件の発生

1.6月9日午後4時頃(現地時間)、ドイツ北西部のケルン市Muelheim(ミュールハイム)地区で爆発事件が発生しました。
現地報道によれば、この事件で少なくとも22人が負傷したほか、以下の諸点が報じられています。
(1)爆弾の中には、殺傷能力を増加させるために釘が多数入っており、負傷者22人中4人が重傷を負った。
(2)爆弾が爆発した地区はトルコ人の多く住む地域であり、4階建ての住居
  兼店舗1棟が破壊され、周辺の民家にも被害が及んだ。
(3)これまでのところ、犯行声明は出されておらず、犯人及び犯行の動機等については調査中である。

2.上記のとおり本件事件の背景は未だ不明ですが、ドイツでは、過去にアル・カーイダ等のイスラム原理主義過激派組織の
細胞及びこれらと関連する組織が国内に存在し、テロ活動の後方支援を行っていたことが確認されているほか
極右組織等様々な脅威の存在が指摘されており、今後も不測の事態が発生する可能性は否定できません。

3.ドイツへ渡航・滞在される方におかれては、テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努め
テロの標的となる可能性がある危険な場所にはできる限り近づかない、大勢の人が集まる場所では警戒する
周囲の状況に注意を払うなど安全確保に十分注意を払って下さい。
また、テロ事件や不測の事態が発生した場合の対応策を再点検し、状況に応じて適切な安全対策を講じられるよう心掛けて下さい。

ケルン市内及び近郊の都市ではここ数年爆発物がしかけられたという通報によって
駅やホテルなどが封鎖されて爆発物を探すようなことが度々起こっています。
処理が終わるまで現場は立ち入り禁止、爆発物のあると思われる駅経由の電車は不通になります。




ケルンでの近年の邦人関係の事件・事故
2000年2月 
ドイツ中西部のケルン近郊のブリュールで、6日未明、夜行特急列車が脱線し
7人が死亡、50人が重傷を負った。日本人2人も軽傷。

2002年7月23日
ドイツ西部ケルンの警察当局が25日明らかにしたところによると、同市内で23日、
男性の日本人旅行者(65)が車から振り落とされて死亡
警察当局は事件に巻き込まれ た可能性もあるとみて捜査を始めた。
 地元警察は、男性の身元は明らかにできないが、在デュッセルドルフ日本総領事館に通報したとしている。
 調べによると、男性は23日夕(日本時間24日未明)、ケルン市内の路上で
駐車し ていた乗用車の運転手ら2人と口論となった後、車が急発進。
男性は助手席のドアにしが みついたが、間もなく振り落とされ頭を強打、病院に運ばれたが死亡した。
車はそのまま 走り去った。
 目撃情報によると、車は同国中部ハーナウのナンバーだったが、
乗っていた男2人は中 東系か南欧系とみられる。

この事件は地元ケルンの新聞にも載っていましたが、それにはたしか
日本人観光客が盗難に合い、取られた物を奪い返そうとして追いかけられ
車にしがみつき、そのまま発進した車に引きづられ路上駐車してたタクシーとの間に挟まれて死亡
と書いてあったように記憶しています。(記事はドイツ語で利休に読んでもらいました)
運悪く盗難にあっても無理は禁物ですねー。

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